第2巻

神仙密傳幽体顕現法詳傳録



■目次■
   第一章 秘中の極秘事項の傳授に臨んで
   第二章 憑依霊病の概論
   第三章 天地通霊観想の秘事
   第四章 修験上の心得べき注意事項
   第五章 五体加持秘経の転載
   第六章 本秘修験上の用意
   第七章 幽体顕現の大秘法の傳授
   第八章 幽体顕現の実況と弾指秘法
   第九章 憑依霊病の純不純鑑別法の秘傳
   第十章 閉巻に臨みて講述者より入門者諸氏へ

神仙幽体顕現秘事とは如何なる神秘幽玄なる霊術なるやと申しますと、本秘法は日本神傳の神術ではなく、支那古傳の如意地筮遁甲道術の一部分の神秘傳であります。如意地筮遁甲術には七十二地筮神秘事がありますが、神仙幽体顕現秘事も七十二法地筮神秘事の一法です。
佛教家は神仙如意七十二地筮遁甲秘事を、金剛禅とか妖術とか悪口を申しますが、断じて本法は斯くの如き妖法ではありません。我が国の古傳によりますと役小角行者も如上に類似した秘事を施行した事を見えて居ります。而し如何なる秘事であったかの詳細はは明かではありません。

神仙幽体顕現法秘事は、別に修行を要せずして、多少の秘傳さえ会得さえすれば上手も下手もなく直ぐに修験出来ますが、なにぶん神仙界極秘事ですので、軽々しく施行したり、濫用したりすることを固く厳禁されて居ります。 本秘事の目的は、霊祟や憑依霊を退散せしむる為の秘事ではなく、憑依せる幽体を看破するための秘事であります。霊祟や憑依霊を退散せしむる秘事は別巻に詳述してございます。

戻る