第5巻
 神傳憑依脱霊極秘録 全

■目次■

第一章 憑依霊とは何ぞや
第二章 魂魄説の概要と憑依霊の原理
第三章 純性憑依霊と不純性憑依霊の討論
第四章 憑依霊病と一睨看破鑑別法の極秘傳
第五章 憑依霊が潜入する重要部の極秘図解
第六章 神傳降魔交霊法に依る脱霊秘法
第七章 神傳通霊誘導秘法に依る脱霊方法
第八章 諸種脱霊上の秘傳と参考的実例
第九章 憑依霊の処分法と注意事項

 特別附録
第一之傳 憑依霊緊縛呪霊之秘傳
第二之傳 怨霊解脱呪霊術の極秘傳

本教傳書には「憑依霊退治秘法」が公開されております。
 
憑依霊とは生霊・死霊等の霊魂が精神的空虚に乗じて人体に憑依することを申します。
一般に憑依霊病者と精神病者の鑑別は困難な事です。何故なら現れる病状に似通ったところが多々あるためです。

ですからまず第一に、憑依霊病と精神病の鑑別が肝要となります。
これには先ず憑依霊病者の特徴を知らずして鑑別不可ですので、本書では此の憑依霊病者の特徴に就きまして多数の具体的な例を引用して詳解しております。
憑依霊病者であると鑑別されましたら、次は憑依霊に就いての深い知識が必要となります。
本書では極秘傳であるところの、憑依霊が潜入する場所そして潜伏する部位を明らかにしております。
これを示す『秘図』こそ、本書の存在の偉大たる一端を示していると云って過言ではないでしょう。 憑依霊が何処から人体に浸入するか等、今迄公にされたことがあったでしょうか?

次にその憑依霊を人体より脱退させることが必要となります。
本書ではこの脱退方法を「神傳交霊脱霊法」なる秘法にて行います。
この神法は結印し、呪文を唱え、憑依霊を脱退させる秘術です。

更に「通霊秘符」を極秘の急所に書き、ある特殊な所作をして、憑依霊を脱退させる法も併せて記載されております。
尚、憑依霊(特に死霊)には問答法や説得法を以て退散せしめるので、憑依霊に負けないような正しい教養・正しい神界の有り様等を基礎知識として知っている必要があります。
また、上記二法ばかりではなく、術者の取るべき態度や憑依霊を退散せしめる秘訣等も勿論記載されております。

人体より脱退せし憑依霊の処分法も重要です。これは簡便に云うと後始末と云えましょう。
霊が憑依するにはそれなりの理由がある訳ですので、その理由を上記の問答法等によって明らかにし、霊に非があればその非を明らかにし判らせる作業こそ重要となります。
憑依霊の言いなりになればいいのではなく、霊の言い分をよく聞き、それが是か非かを術者が判断し、簡単な希望なれば叶えてやり、無理難題を云う場合には糾弾し訓戒して霊に非を認めさせる度量が術者には必要となります。

そして更に特別附録として以上の方法でも退散しない憑依霊があった場合の対処法が示されております。
この方法は最高深秘幽玄にして霊妙極まる極秘傳であります。
随って濫りにこの法を濫用しますと冥罰が下るとの戒めの一文が書かれています。
この秘傳中の秘傳法は、以上の法では退散しなかった頑固極まる憑依霊を脱退せしむ恐ろしき秘法です。尚、此の法は最後の砦とも云っていい秘法ですので、初めからこの法を施行するなどと云う暴挙を犯さぬよう御注意願います。飽くまでも通常の方法で解決せざる場合に限り修験が認められる法なのです。
第一段として憑依霊を「緊縛」させる秘法です。此れは結印と呪文を用います。そして最後に載っております秘法は憑依霊を解脱し、成仏させる秘法です。この秘法には秘符を用います。

照眞秘流の書籍の中で本書は憑依霊に関して随一の書籍だと云えます。
本書ほど憑依霊に対して極秘事項を漏らした書籍は無いでしょう。
憑依霊に関してはまさに読まねばならぬ書籍の筆頭だと云えましょう。
憑依霊と対峙する訳ですから上記の如く神佛に関する正しい智識など必要となりますが、それは別に勉強して頂き、本法を生かして欲しいと思います。


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