第6巻
管霊狐魂魄駆役神通眞傳経

■目次■

■天之巻  管霊狐魂魄招請呪符書写法篇
   此処には秘中の極秘の「管霊狐魂魄招請憑封霊符」が載っております。
   此の図があるからこそ霊狐を招請することが出来るのです。
■地之巻  管霊狐魂魄通霊招請法傳篇
   「管霊狐駆役如意神通之呪文」「管霊狐如意宝珠神通之呪文」
■神之巻  管霊狐魂魄駆役神通霊術篇

序文より引用します。
 古来より神仙の密部として祭吉厄舛等の秘密修法による、管霊狐を駆役して神変不思議の霊蹟を現す霊術秘書が、一部分の神仙法師間に極秘裏中に代々秘傳伝承されつつあったが、善悪共に余り其の霊験が甚だしき為に、惜しいかな秘法の霊妙なる秘法が、一種の妖術邪法として思われ、且つ如上の秘術の相傳が晨封せられて中絶されるに至った。故に如法の求道者が、如何に其の秘術を発却するにしても遂に現今到るも其れを窺知する事も出来なかったのである。 近年俗間に霊狐術とか何とかの歯の浮くような書籍を見受くるが、これ等の書籍を一瞥して見るに、単に精神感応の心理的作用を説いたものであって、眞正の霊狐術とは一千萬里も縁が遠いと思う。
 然らば管霊狐は如何なる秘術によって駆役するのか。元来管霊狐を駆役せんというのには『神仙北斗七曜星狐精把符』の神秘作用と、管霊狐如意神通之呪文と、神仙通霊如意神通秘術等々の極秘修法によって、管霊狐の魂魄を招諧し、其の魂魄を霊符と箱の中に封じ籠んで駆役するものである。
 
本傳切紙は其の眞傳の一巻を謹訳して垂教したものであります。本眞傳の垂教の通り、霊符を書写し呪文を唱え、秘術を切って特殊の修法をすれば、確実に感通し得る事は当然であるのです。 本眞傳は照眞秘流の最高神秘霊術であって、従来實川泰仙師が特別門下生中の高弟に対してのみ、或る特殊の誓約を立てて極秘裏に口授秘傳せしものであったのです。

管霊狐の霊魂を招請し、幽魄を封じ鎮めんとする神秘修法を修さむるには、まず土地及び時刻を選定するが肝要となります。又、管霊狐の魂魄を招請する修行期間は四十九日間が必要です。此の修法期間中は五辛の飲食は勿論のこと、酒色、邪念、不浄穢れ等を絶対に厳禁しなくてはいけません。霊符を書写しましたら、此の霊符を九字に因んだ方法で折り畳むのです。

本書は最高神秘之部・秘中之秘法の公開です。 

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