第15巻
如意服従法逃走封縛
蟇霊念力念誦秘録 全

■目次■
第一章 蟇呪術修法上の心得
第二章 修法上の秘具と霊符の謹作秘傳
第三章 反抗者服従法 蟇霊念駆役念誦修霊法
第四章 逃走人足止め封縛念誦修霊法
第五章 修法期間と霊験示現状況

謹告秘(序言)には以下の記載がございます。
余は本教典に皆伝せる「蟇霊念絶対服従法」の最高秘術の公開は幾度か躊躇した。本秘術は善悪両面共に、余りにも其の効験甚だしき点が往々にあるために心念の邪悪な一部の術者に悪用される事を恐れたからである。

以上の記述で分かりますように本秘術の効験は絶大で恐ろしいものがあります。
また、何より本秘術を施行せるには生きた「蟇蛙」と「蛇」が必要なのです。
しかも蟇蛙は大きめのものが良く、蛙嫌いのわたしにはとても施行出来るものではございませんでした。
本秘術で蟇蛙や蛇を殺すことは致しません。只、蟇蛙に針を『突き通す』のです。動物愛護団体から文句が出そうな秘術ですが、蟇蛙に取っても「善事効徳」を積むことになるので本望でありましょう。而し悪用した場合には蟇蛙も相応の悪事を犯したと同様となりますので、修法上の犠牲となる蟇の悲喜をよく考えて施術して下さい。

本秘事に何故それほど効験があるのかと言うと以下の3点が挙げられます。
  1.術者が凝らす念力
  2.蟇の必死的の霊力
  3.本秘法の呪術の威徳
以上3点の相乗効果で絶大な効験を示現するのです。

蟇蛙や蛇を使うからと言って本秘法は決して邪法ではなく、活用方法さえ正しければ、立派な正法となり、処世の福利上に多大なる効益をもたらす秘術です。
しかし本秘法の効験が余りにも絶大なるために古来より行者共が悪用して世上に害毒を撒き散らしていたので本法が表の世界では伏せられていたというのが実情です。

本秘法に於いても重要な要素となるのは施術者の凝念力です。幾ら本秘法が絶大なる効験があると云っても、施術者が素人の場合やその者の心念に悪気を含んでいる場合には眞の力は発動されません。
 
蟇に針を刺すときにも「通霊呪言」なる呪文があります。其の他、本書には多数の呪文が載っております。いずれの呪文も他書では絶対に見る事の出来ぬ稀代の呪文です。

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