第16巻
太古神傳蔭針霊療癖神法 全

■目次■
第一章 序に代えて
第二章 神験針と足形秘図の謹製法
       ◎神験針謹製法 ◎招魂足形秘図謹製法 ◎急病施術部位の秘傳
第三章 神傳蔭針施術法
       ◎悪癖矯正蔭針施術法
第四章 送神法と心得事項
特別傳授
   神仙食糧調製法切紙
    練蕎麦調製法秘傳/不飢仙薬調製法秘傳/不飢食糧調製法秘傳

本書には極めて稀な神法による病気治療の方法が記されております。
その方法は「蔭針療法」なるものです。勿論人体に直接針を刺すものではなく、足形や人形の秘図に対して針を刺すものです。
この神法に用いる針は当然普通の針ではなく「神験針」と称される特別な針を使用します。その謹作方法も詳述されております。
この神験針をどう使用するかが重要なことですが、これが実に易しい方法なのです。
病気の種類に応じて足形に刺す場所が定まっています。どうしてこの部位でこの病気が治るのか等疑問を感じる方もいらっしゃることと思います。而し眞の「神法」ですのでそうであると云うしかありません。神仙界のこととはそういうものと考えるより仕方がないのです。顕界の人間がとやかく云えるものではありません。

そして本書には神仙界直傳の
 『天の数歌』
の霊誦の仕方がその口傳と共に明記されております。
数歌とは「ひと、ふた、み、よ・・・・」と続く有名な歌ですが、その誦え方にはこの書に書かれている口傳を行わないと全く本来の意味をなさないものです。眞の神仙界直傳のものとはそういうもので、一見俗書に記載されている内容と大差ないとお思いになるやもしれませんが、微細な差異やそれに伴うちょっとした印の違いにこそ意味があるのです。
そして何より本書には
 『十種神宝之禁厭秘詞』
が載っているのです。
「沖津鏡、辺津鏡、、、、 」と一般には云われていますもので、照眞秘流を求める程の方にはお馴染みの秘詞でしょうが、本書に載っている内容は俗書の記述を遥かに超えており、神仙界の洩傳であります。神仙界のことをこのように洩らしてしまった紫龍先生は後年、病魔に襲われてしまいました。これは宮地堅磐先生や清水南岳先生も同様に神罰を受けております。
ご自分の体を犠牲にしてまでも顕界に眞の神法を伝えようとされた紫龍先生の気持ちに応えなくてはいけません。

本書ではこの十種之神宝に就いての詳細な記述はございません。但しその施術方法は懇切丁寧に書かれております。即ち、蔭針療法にこのように秘詞が必要ですと書かれているだけです。
この秘詞はかなりの応用的素地を含んでいるのは申すまでもございません。
眞の神と交信するためには必須の秘詞なのですからその応用方法も多少ではあれ推測出来るでしょう。そしてその推測に基づいて実践なさることこそが重要なのだと推察致します。

また巻末には特別授傳として「神仙道食糧調製法切紙」が載っています。
此処には山籠りする際の常食として用いる食糧の調製方法が詳述されています。
この時代、山籠りを実際に行うことは一般の方には不可能に近いですが、通常の生活を送りながらでもこのような練蕎麦を食したりすることで体が浄化されていくのでしょう。

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