第19巻
眞言秘密諸病封込相傳書

■目次■
第一章 封込修法の定則
        ◎普通封病法 ◎即時封病法◎七日封病法 ◎特別封病法
第二章  人形秘符の塗朱法口傳
第三章 特殊病気の封込み方法
        ◎高熱の封じ方 ◎原因不明の病 ◎癇狂病の封じ方
第四章 霊符及金剛糸の謹作法◎封病霊符の謹作秘傳
        ◎人形秘符の謹作秘傳◎瑠璃光符の謹作秘傳  
        ◎光明符の謹作秘傳◎金剛糸の謹作秘傳
第五章 諸病封込念誦修法
        ◎焼香之偈文 ◎懺悔文 ◎清浄祓文 ◎招霊之秘印◎祈念文
        ◎内流紋理印呪◎外流紋理印呪 ◎火界呪文◎光明眞言 ◎瑠璃光之秘印
        ◎通霊感念法 ◎薬師如来大呪文  ◎左縛印呪 ◎右縛印呪
        ◎転法輪之秘印 ◎施廻呪文
第六章 封病霊符の施行法と注意事項
        ◎封病霊符の施行法◎左記注意事項を厳守すべし
第七章 封病修験後の心得事項

本書には空海が唐の大阿闇梨恵果より傳授を受けた「青龍封病受法」を詳細に記述してあります。本法は金剛界胎臓界の絶対最高秘密奥傳として取り扱われ、この法を知る人は僅か2,3名の高僧のみと云われております。しかし本法が本当に空海が傳授を受けたものか否かは不明であり、些か佛仙系統の流れも含んだ内容だと推察されます。
表面上は極めて密教色が強く、神仙道や神道を学ぶ方に取っては強い抵抗を感じる内容かと存じますが、何処かで神仙と連なる記載等ございますのでそこは本書を繰返し拝読することで見い出して欲しいと思います。

本法は病気の種類によって塗朱する箇所が定められている人型符に対して施術を行うものでありまして、実際に病気の方に対して施術するものではございません。
そして「封病霊符」により病を霊符に閉じ込めます。
封じ込める際には数多くの段階を経る必要があり、これを覚えることは甚だ困難ではありますが、その効験は絶大ですので、是非一連の印、呪文をご自分のものとし、実地に役立てて欲しいものです。
段階は数多くありますが、その施法は極めて単純なことの繰返しでありまして、印を結び呪文を唱えるのみです。また多種の符等も用います。
本書に記載されているような内流印や外流印の施し方など他書では絶対に見る事が出来るものではございません。
 
本書は実践本意に書かれておりますので理論的構築は殆どございません。
而し本書のような内容を理論的に説明することは不可能でしょう。

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